2016年7月20日水曜日

黄昏の世界遺産 11

スコータイの夕陽 Sunset on Sukhothai


タイ族による最初の王朝、「幸せの夜明け」という意味を持つ仏教王国、スコータイ。
王国の誕生は13世紀初頭、仏教を取り入れ、独自の文化を築きました。

スコータイ最大の遺跡、王宮寺院ワット・マハタート。
遺跡の残る森の中には、およそ100体にのぼる仏像が、整然と並んでいます。
その中でも最も大きな仏像がアチャナ仏で、高さは14.7m。
アチャナとは、タイ語で「恐れない者」という意味です。

音楽は全編にわたり表示してあるとおり、Ben Tissot 氏(Bensound.com)の「Slow Motion」という曲です。

この世界遺産の詳細は以下のとおりです。



古都スコータイと周辺の歴史地区《タイ》
Historic Town of Sukhothai and Associated Historic Towns《Thailand》

http://whc.unesco.org/sites/574.htm

登録種別:文化遺産
登録基準:(i) 人類の創造的天才の傑作を表現するもの;(iii) 現存する、または、消滅した文化的伝統、または、文明の、唯一の、または、少なくとも稀な証拠となるもの
登録年:1991

古都スコータイは、首都バンコクの北部約447km、ビッサヌロークの西約60kmにある。古都スコータイは、タイ族最古のスコータイ王朝(1238~1438年)の都跡。スコータイという言葉は、「幸せの夜明け」を意味する。東西1.8km、南北1.6kmの城壁と三重の塀に囲まれた都城には、見る場所、角度によって、実に様々な表情を見せる古都スコータイの中心を占めるワット・マハタートをはじめ、静寂の中に大きな仏像が鎮座するワット・スィー・チュム、トウモロコシを直立させた様な塔堂が並ぶワット・スィー・サワイ、その優雅さはスコータイ随一といわれるワット・サー・スィーなどの多くの寺院、クメール文字を改良しタイ文字を創出した第3代ラムカムヘーン王の王宮遺跡が残る。スコータイ美術は、小乗仏教を移入したスリランカの影響が色濃い。ラムカムヘーン国立博物館では、発掘された仏像など数々の遺物をじっくり鑑賞することができる。尚、ラムカムヘーン王の碑文は、世界記憶遺産に登録されており、タイ国立博物館(バンコク)に収蔵されている。
     ──『世界遺産事典 1007全物件プロフィール 2015改訂版』(シンクタンクせとうち総合研究機構)

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