2017年8月17日木曜日

Syncopated Clock シンコペイテッド・クロック


吹奏楽の定番ともいえる「シンコペイテッド・クロック」に時計の写真を合わせて動画に仕立てました。
ウィキペディア日本語版の解説では、
『シンコペイテッド・クロック』は1959年にWCBSにより『ザ・レイトショー』と『Jeopardy』のテーマ音楽に採用されて有名になり、1970年代に入ってミッチェル・パリッシュがこれに詩を付けてからは、その他の作品の多くに歌詞が付けて歌われるようになった。
  ──ウィキペディア日本語版(https://ja.wikipedia.org/wiki/ルロイ・アンダーソン
と、あります。

歌があったとは知りませんでした。
ウィキペディアの英語版ではこの曲の詳細があるんですが、ちょっと翻訳まで手が回らなかったので、すいません。
https://en.wikipedia.org/wiki/The_Syncopated_Clock
Google翻訳などの翻訳サービスを使っていただければ、概略がわかると思います。
(翻訳自体はお世辞にも優れているとはいいがたいですが……。)

ちなみに、タイトルを訳すとすれば、「不規則な時計」といったところでしょうか。

作曲はL・アンダーソン。
これは1946年に発表された曲のようでね。
前述のウィキペディア日本語版によると、こうあります。
ルロイ(リロイ)・アンダーソン(Leroy Anderson、1908年6月29日 - 1975年5月18日)は、アメリカの作曲家。軽快で諧謔性に富んだ曲調の管弦楽曲で知られる。ほとんどの作品はアーサー・フィードラーの指揮するボストン・ポップス・オーケストラによって紹介された。作曲家ジョン・ウィリアムズは「アメリカ軽音楽の巨匠」と評している。
  ──ウィキペディア日本語版(https://ja.wikipedia.org/wiki/ルロイ・アンダーソン

実は、「cocolo supplie ココロさぷり」も高校時代に演奏したことがあります。
今回の演奏は当時の「cocolo supplie ココロさぷり」のものではありません、念のため。
101ストリングス・オーケストラというムードミュージックを得意とするバンド(大編成なのでオーケストラと呼んだほうがいいのですが)です。
詳細はコチラ↓をご覧ください。
https://ja.wikipedia.org/wiki/101ストリングス・オーケストラ

2017年8月5日土曜日

本気でオンリーユー(Let's Get Married) by 竹内まりや [instrumental]

【癒し HEALING】本気でオンリーユー(Let's Get Married) by 竹内まりや [instrumental]

シンガーソングライターの竹内まりやさんの『本気でオンリーユー(Let's Get Married)』をBGMとした動画です。
この曲は1984年4月にMOON RECORDSから発表されたものです。
(詳細はコチラをご覧ください。)
ウェディングソングの定番ともいっていいと思います。
(が、ちょっと古いので最近の若い人は知らない可能性も高いですね。)
今回はオルゴールアレンジのものを使わせていただきました。
歌なしのものなので、歌詞はここでは掲載しませんが、ご覧になりたい方はコチラなどをどうぞ。
(ちなみに、歌詞は全部英語です。
竹内まりやさんの曲にはけっこうありますが。)

タイトルに「あなただけ(だから結婚しよう)」とあるので、単純ですが、結婚の写真を併せました。
以前の記事でも書いたと思いますが、人物を被写体にした画像は使う場面が限定されてしまうので、個人的には、万人受けするような動画には使いにくい印象があります。
でも、せっかくの素材ですし、使ってこそ素材の意義があると思ってのことです。
改めてきれいな素材を提供してくださったPHOTO ACさんらに感謝です。

「結婚」といえばとてもロマンティックに響くものですが、実際は山あり谷あり。
いいことばかりではなく、時にはケンカしたり、意見の相違や考え方のくい違いがあったり、いろんなことがあるものですね。
でもでも、この広い世界のなかで、「人生を共に歩もう」と思える人に出逢った事実は素晴らしいと思います。
たとえ金婚式を迎えたカップルも、出逢ったときのときめきや胸の高鳴りをいつまでも忘れないでいてほしいですね。
そんな気持ちを込めて作った動画です。

今はまだ独りでも、これから素敵な人と出会うはずの人にもぜひ観ていただきたいですね。








2017年7月27日木曜日

百人一首 100 verses by 100 poets #100

※動画は後日投稿します。

100
続後撰・巻十八
Shoku-gosen(waka)-shu, vol.18
other
題知らず──順徳院御製
untitled
百敷や
古き軒端の
しのぶにも
なほあまりある
昔なりけり
ももしきや
ふるきのきばの
しのぶにも
なおあまりある
むかしなりけり
Momoshiki ya
Furuki nokiba no
Shinobu ni mo
Nao amari aru
Mukashi nari keri.
宮中の古びた軒端に生えているしのぶ草を見るにつけても、いくら偲んでも偲びきれない昔の御代であることよ
My ancient Palace I regret,
Though rot attracks the eaves,
And o’er the roof the creeping vine
Spreads out and interweaves
Unpruned its straggling leaves.
傾きかけた王朝を憂う君主
家集である『順徳院御集』によると、建保4(1216)年、順徳天皇20歳ごろの作とされている。承久の乱が起きる少し前の、不安定で行き詰まった王朝のようすがかいま見えるようである。ここで懐古されている「昔」は醍醐(だいご)・村上天皇が治めていた延喜(えんぎ)・天暦(てんりゃく)期ごろではないかとされているが、天智(てんじ)天皇《歌001》の御代とも考えられる。
父後鳥羽院《歌099》の寵愛を受けて育った順徳院は、父に似て闊達で、和歌の才にも優れていた。歌論書として『八雲御抄(やくもみしょう)』を記し、後の和歌の発展にも貢献する。承久の乱の際には、父の片腕となって挙兵するが、幕府に敗北して佐渡に流された。佐渡の地で悲憤に暮れながらも、和歌を詠みつづけ、隠岐に流された父とも歌のやりとりをしていた。
1242年、順徳院は父の後を追うように46歳で崩御した。在島22年目であった。
The writer was the third son of the Emperor Gotoba, author of the verse No. 99; he reigned A.D. 1211-1221, and was deposed like his fater, and banished to the Island of Sado. It was during his reign that the first Japanese warships were built by Sanetomo, the witer of verse No. 93, who headed a rebellion against the Emperor.
Shinobu means ‘a creeping vine’, but it is also the verb ‘to long for’; and the verse suggests that the Emperor, while mourning over the decay of the Imperial power, still longs for the old Palace, neglected and grown over with creepers as it is.
And so the Collection ends, as it began, with two verses by Imperial poets.
順徳院 じゅんとくいん THE RETIRED EMPEROR JUNTOKU
11971241。後鳥羽院の第三皇子。承元4(1210)年12月に14歳で即位。第84代天皇。諱(いみな)は守成。父後鳥羽上皇とともに、鎌倉幕府討伐をはかった承久の乱に破れ、承久3(1212)年25歳で譲位。佐渡が島へ移り、在島22年。仁治3(1241)年46歳で崩御。
文武にすぐれ、父や定家らに歌の道を学び、「八雲御抄」「禁秘抄」の著がある。勅撰集にとられている御製は154首。

続後撰和歌集(しょくごせんわかしゅう)
10番目の勅撰和歌集。20巻。後嵯峨上皇の命により、藤原為家(ためいえ)が1251(建長3)年に撰進。俊成《歌083》撰の『千載和歌集』、定家《歌097》撰の『新勅撰和歌集』に次ぎ、三代続いて御子左家(みこひだりけ)が単独で勅撰集を編んだことから、中世において規範的歌風となった。総歌数約1370首で、平淡な歌風。
  ──『古語林 古典文学事典/名歌名句事典』

動画の見方、ブログの読み方などの説明をしましょう。
まず、朗詠音声はプロのもので、左大臣光永さん(http://ogura100.roudokus.com/)による朗詠です。
BGMとして使用させていただいた曲は、雅楽『平調 越天楽』というもので、クラシック名曲サウンドライブラリーさん(http://classical-sound.seesaa.net/)からダウンロードしました。
動画では多くの画像を組み合わせています。
以下の画像をご参照ください。
(クリックすると拡大画像がご覧いただけます。)
まず右上の画像を見てください。
これは動画中の和歌部分の画像です。
各記号の示すものは以下のとおりです。

A…作品番号 number of the verse
1…作者 poet
2…作者肖像画 portrait of the poet
『錦百人一首あつま織』勝川春章(1775年)"Nishiki Hyakunin-isshu Azuma Ori" by Shunsho Katsukawa (1775)/国立国会図書館(http://www.ndl.go.jp/)(※#002除く except #002
3…作者肖像画 portrait of the poet
『今様百人一首吾妻錦』永楽屋東四郎(江戸時代後期?)"Imayo Hyakuninn-Isshu Azuma Nishiki" by Toshiro Erakuya (late Edo era?)
C…出典 origin
D…部立 category(左下画像参照 see the image of left down
それぞれの色は平安時代女房装束のかさねの色です。
四季はそれそれの着用時期に合わせたもの、恋・旅・他は通年での着用の色。
E…詞書 description
F…イメージ画像 image picture of the verse
基本的に明記されていないものはすべてPhoto Libraryさん(https://www.photolibrary.jp/)の写真です。
歌に詠まれた事象がメインですが、時刻、時期、場所などは歌の内容とは異なる場合がありますので、あくまで歌の世界を堪能する助けとして見てください。
当然ながら歌の詠まれた当時の写真ではありません。
なかには現代社会が映りこんでいるものもあります。
なお、恋の部立などの象徴的なものに関しては、独断でそれらしいものを選んでいます。
G…歌意イメージ画像 image picture of the meaning of the verse
英語の解説書にあった画像ですが、題名・作者など一切不明です。
18世紀の木版画とありますが、著者のWilliam N. Porter氏も作者はわからなかったようです。
(英語では画像について説明されている歌もありますが、日本語はありません。)
Sentences in [ ] describe about the picture.

右側の画像はブログの表に関してです。
この画像に用いている色は各部分を区別するためのもので、特に意味はありません。
黄色のアルファベットは動画のものと対応しています。
詳細は上記を参照願います。
緑のアルファベットはブログのみです。
H…歌 verse
これなくしては成り立たないので、当然動画にも入れています。
左:漢字かな表記(歴史的仮名遣い) LEFT: Kanji + Hiragana (old writing)
漢字を使っているもの、かなを使っているもの、漢字も異なるもの、かなりのヴァリエーションがありますが、個人的に見て美しいものを選んでいます。
中:ひらがな表記(現代仮名遣い) MIDDLE: Hiragana (modern writing)
右:ローマ字表記 RIGHT: rōmaji
I…歌意 meaning of the verse
日本語:『一冊でわかる百人一首』吉海直人・監修(成美堂出版)のものを採用しています。
English: from "A Hundred Verses from Old Japan: a translation of the hyaku-nin-isshu" by William N. Porter (TUTTLE PUBLISHING, 1979, first edition 1909 by The Clarendon Press, London)
J…解説 explanation of the verse
同上
same as above
K…作者について about the poet
Sorry.
No English.
Some have description by Mr. William N. Porter in J section.

余談ですが、動画の和歌部分上下の千代紙柄、背景の和紙素材はAC Worksさんの提供による素材を使っています。





2017年7月26日水曜日

百人一首 100 verses by 100 poets #099

※動画は後日投稿します。

099
続後撰・巻十七
Shoku-gosen(waka)-shu, vol.17
other
題知らず──後鳥羽院
untitled
人もをし
人も恨めし
あぢきなく
世を思ふゆゑに
物思ふ身は
ひともおし
ひともうらめし
あじきなく
よをおもうゆえに
ものおもうみは
Hito mo oshi
Hito mo urameshi
Ajiki-naku
Yo o omou yue ni
Mono omou mi wa.
人というものがいとおしく思われ、またうらめしくも思われる。つまらないこの世を思うゆえに、あれこれと思い悩んでいる私は
How I regret my fallen friends
Ho I despise my foes!
And, tired of life, I only seek
To reach my long day’s close,
And gain at last repose.
かんたんには説明できない人間という奇妙な存在
思うようにいかない世の中を嘆き、まわりを取り囲むさまざまな人間関係に苦悩する君主としての心情が表れた歌である。
この歌は後鳥羽院が催した建暦2(1212)年の歌合「五人百首」で詠まれた。藤原定家《歌097》、家隆《歌098》ら4人に20首ずつ歌を詠ませ、そこにみずからの20首を合わせて100首とした。後鳥羽院の20首は春が5首、秋が10首、残りの5首は述懐の歌で、そのなかのひとつがこの「人もをし~」の歌である。
初句から二句の「人」の解釈に関して、ひとりの人間の二面性を表すという説と、広く一般に世の中にはわかりあえる人と理解しがたい人がいるということを表すとの説があるが、後者ととるのが一般的である。いずれにしても人間の複雑な性質を表している。
この歌を詠んだとき、院は33歳、幕府に敗れて隠岐へ流されるのはそれから9年後のことである。
The Emperor Gotoba, or Toba II, reigned A.D. 1186-1198. He was the son of the retired Emperor Takkura, and was banished to Amagori, in the Oki Islands, where he took the name of Sen-Tei, busied himself in making swords, and died in the year 1239. He was very sensitive to noises, and it is said that the frogs of the pool of Shike-kuro have been dumb ever since the year 1200; for their croaking at night disturbed his rest, and he commanded them to be silent. It was in the evelenth year of his reign that the title of Shogun was created and conferred upon the great General Yoritomo; which title, down to the year 1868, was borne by the real rulers of the country, the Emperor himself being not much more than a figure-head.
Notice the resemblance in sound between the first and second lines, and between the fourth and fifth lines, not fully brought out in the translation.
後鳥羽院 ごとばいん THE RETIRED EMPEROR GOTOBA
11801239。高倉天皇の第四皇子。第82代天皇。諱(いみな)は尊成(たかなり)。寿永2(1183)年北条氏討伐をはかり(承久の乱)、敗れて出家。隠岐島へ移る。在島19年。延応元年同地で崩御。60歳。
和歌にすぐれ、建仁元(1201)年に和歌所を定め、『新古今集』を親撰した。家集『後鳥羽院御集』、歌論書『後鳥羽院御口伝』を残す。勅撰集にとられている御製は248首。

続後撰和歌集(しょくごせんわかしゅう)

10番目の勅撰和歌集。20巻。後嵯峨上皇の命により、藤原為家(ためいえ)が1251(建長3)年に撰進。俊成《歌083》撰の『千載和歌集』、定家《歌097》撰の『新勅撰和歌集』に次ぎ、三代続いて御子左家(みこひだりけ)が単独で勅撰集を編んだことから、中世において規範的歌風となった。総歌数約1370首で、平淡な歌風。
  ──『古語林 古典文学事典/名歌名句事典』

動画の見方、ブログの読み方などの説明をしましょう。
まず、朗詠音声はプロのもので、左大臣光永さん(http://ogura100.roudokus.com/)による朗詠です。
BGMとして使用させていただいた曲は、雅楽『平調 越天楽』というもので、クラシック名曲サウンドライブラリーさん(http://classical-sound.seesaa.net/)からダウンロードしました。
動画では多くの画像を組み合わせています。
以下の画像をご参照ください。
(クリックすると拡大画像がご覧いただけます。)
まず右上の画像を見てください。
これは動画中の和歌部分の画像です。
各記号の示すものは以下のとおりです。

A…作品番号 number of the verse
1…作者 poet
2…作者肖像画 portrait of the poet
『錦百人一首あつま織』勝川春章(1775年)"Nishiki Hyakunin-isshu Azuma Ori" by Shunsho Katsukawa (1775)/国立国会図書館(http://www.ndl.go.jp/)(※#002除く except #002
3…作者肖像画 portrait of the poet
『今様百人一首吾妻錦』永楽屋東四郎(江戸時代後期?)"Imayo Hyakuninn-Isshu Azuma Nishiki" by Toshiro Erakuya (late Edo era?)
C…出典 origin
D…部立 category(左下画像参照 see the image of left down
それぞれの色は平安時代女房装束のかさねの色です。
四季はそれそれの着用時期に合わせたもの、恋・旅・他は通年での着用の色。
E…詞書 description
F…イメージ画像 image picture of the verse
基本的に明記されていないものはすべてPhoto Libraryさん(https://www.photolibrary.jp/)の写真です。
歌に詠まれた事象がメインですが、時刻、時期、場所などは歌の内容とは異なる場合がありますので、あくまで歌の世界を堪能する助けとして見てください。
当然ながら歌の詠まれた当時の写真ではありません。
なかには現代社会が映りこんでいるものもあります。
なお、恋の部立などの象徴的なものに関しては、独断でそれらしいものを選んでいます。
G…歌意イメージ画像 image picture of the meaning of the verse
英語の解説書にあった画像ですが、題名・作者など一切不明です。
18世紀の木版画とありますが、著者のWilliam N. Porter氏も作者はわからなかったようです。
(英語では画像について説明されている歌もありますが、日本語はありません。)
Sentences in [ ] describe about the picture.

右側の画像はブログの表に関してです。
この画像に用いている色は各部分を区別するためのもので、特に意味はありません。
黄色のアルファベットは動画のものと対応しています。
詳細は上記を参照願います。
緑のアルファベットはブログのみです。
H…歌 verse
これなくしては成り立たないので、当然動画にも入れています。
左:漢字かな表記(歴史的仮名遣い) LEFT: Kanji + Hiragana (old writing)
漢字を使っているもの、かなを使っているもの、漢字も異なるもの、かなりのヴァリエーションがありますが、個人的に見て美しいものを選んでいます。
中:ひらがな表記(現代仮名遣い) MIDDLE: Hiragana (modern writing)
右:ローマ字表記 RIGHT: rōmaji
I…歌意 meaning of the verse
日本語:『一冊でわかる百人一首』吉海直人・監修(成美堂出版)のものを採用しています。
English: from "A Hundred Verses from Old Japan: a translation of the hyaku-nin-isshu" by William N. Porter (TUTTLE PUBLISHING, 1979, first edition 1909 by The Clarendon Press, London)
J…解説 explanation of the verse
同上
same as above
K…作者について about the poet
Sorry.
No English.
Some have description by Mr. William N. Porter in J section.

余談ですが、動画の和歌部分上下の千代紙柄、背景の和紙素材はAC Worksさんの提供による素材を使っています。





2017年7月25日火曜日

百人一首 100 verses by 100 poets #098

※動画は後日投稿します。

098
新勅撰・巻三
Shin-chokusen(waka)-shu, vol.3
summer
寛喜元年女御入内の屏風──正三位家隆
inspired by a picture drawn on folding screens presented as imperial bridal celebration in the year 1 of Kangi.
風そよぐ
ならの小川の
夕暮は
御禊ぞ夏の
しるしなりける
かぜそよぐ
ならのおがわの
ゆうぐれは
みそぎぞなつの
しるしなりける
Kaze soyogu
Nara no ogawa no
Yugure wa
Misogi zo natsu no
Shirushi nari keru.
風がそよそよと楢の葉に吹いている、この奈良の小川の夕暮れは、もう秋が来たように思えるが、小川で行われている夏越(なご)しのみそぎがまだ夏であることのあかしであるよ
The twilight dim, the gentle breeze
By Nara’s little stream,
The splash of worshippers who wash
Before the shrine, all seam
A perfect summer’s dream.
水音が響くさわやかな屏風歌
寛喜(かんぎ)元(1229)年、藤原道家(ふじわらのみちいえ)の娘竴子(よしこ)が後堀河天皇の中宮として入内する際に贈られた屏風歌である。
涼しい風に秋の気配を感じる一方で、小川では夏の風物詩である六月祓(みなづきばらえ)の行事が行われている。そこでまだ夏なのだなあと確認しているのである。自らが感受した感覚と目前の事実を上の句と下の句に分け、季節の移り変わりを巧みに表現した。
Iyetaka was another of the great Fujiwara family; he died in the year 1237.
The word misogi means the Shinto ceremony of purifying the body before worship by washing or sprinkling with water. The verse is said to have been inscribed on a screen in the apartments of the Empress at Nara.
従二位家隆 じゅにいいえたか THE OFFICIAL IYETAKA
藤原家隆(11581237)。藤原光隆(みつたか)の四男。はじめ雅隆という。妻は寂蓮《歌087》の娘。元久3(1206)年宮内卿、嘉禎元(1235)年従二位。翌年病気のため出家。
俊成《歌083》に歌を学ぶ。「千五番歌合」の作者。和歌所寄人となり、定家《歌097》らと『新古今集』の撰者になる。生涯に6万首も詠んだといわれるが、伝わっているのは10分の1。勅撰集にとられた歌は『千載集』などに281首。

新勅撰和歌集(しんちょくせんわかしゅう)

第9番目の勅撰和歌集。20巻。歌数1374首。後堀川天皇の命により藤原定家《歌097》が撰した。1235(文暦2)年成立。1234(天福2)年6月、未定稿を仮奏覧したが2ヵ月後に後堀河院が崩御。落胆した定家は手もとの草案を焼却、九条道家が仮奏覧本を尋ね出し完成を促した。後鳥羽《歌099》・順徳《歌100》両院ら承久の乱関係者の歌は除かれ、九条・西園寺(さいおんじ)等の親幕派と武家の詠が優遇されている。歌風は平明温雅『新古今和歌集』の余情妖艶から退いて、三代集の歌風に帰っている。
  ──『古語林 古典文学事典/名歌名句事典』

動画の見方、ブログの読み方などの説明をしましょう。
まず、朗詠音声はプロのもので、左大臣光永さん(http://ogura100.roudokus.com/)による朗詠です。
BGMとして使用させていただいた曲は、雅楽『平調 越天楽』というもので、クラシック名曲サウンドライブラリーさん(http://classical-sound.seesaa.net/)からダウンロードしました。
動画では多くの画像を組み合わせています。
以下の画像をご参照ください。
(クリックすると拡大画像がご覧いただけます。)
まず右上の画像を見てください。
これは動画中の和歌部分の画像です。
各記号の示すものは以下のとおりです。

A…作品番号 number of the verse
1…作者 poet
2…作者肖像画 portrait of the poet
『錦百人一首あつま織』勝川春章(1775年)"Nishiki Hyakunin-isshu Azuma Ori" by Shunsho Katsukawa (1775)/国立国会図書館(http://www.ndl.go.jp/)(※#002除く except #002
3…作者肖像画 portrait of the poet
『今様百人一首吾妻錦』永楽屋東四郎(江戸時代後期?)"Imayo Hyakuninn-Isshu Azuma Nishiki" by Toshiro Erakuya (late Edo era?)
C…出典 origin
D…部立 category(左下画像参照 see the image of left down
それぞれの色は平安時代女房装束のかさねの色です。
四季はそれそれの着用時期に合わせたもの、恋・旅・他は通年での着用の色。
E…詞書 description
F…イメージ画像 image picture of the verse
基本的に明記されていないものはすべてPhoto Libraryさん(https://www.photolibrary.jp/)の写真です。
歌に詠まれた事象がメインですが、時刻、時期、場所などは歌の内容とは異なる場合がありますので、あくまで歌の世界を堪能する助けとして見てください。
当然ながら歌の詠まれた当時の写真ではありません。
なかには現代社会が映りこんでいるものもあります。
なお、恋の部立などの象徴的なものに関しては、独断でそれらしいものを選んでいます。
G…歌意イメージ画像 image picture of the meaning of the verse
英語の解説書にあった画像ですが、題名・作者など一切不明です。
18世紀の木版画とありますが、著者のWilliam N. Porter氏も作者はわからなかったようです。
(英語では画像について説明されている歌もありますが、日本語はありません。)
Sentences in [ ] describe about the picture.

右側の画像はブログの表に関してです。
この画像に用いている色は各部分を区別するためのもので、特に意味はありません。
黄色のアルファベットは動画のものと対応しています。
詳細は上記を参照願います。
緑のアルファベットはブログのみです。
H…歌 verse
これなくしては成り立たないので、当然動画にも入れています。
左:漢字かな表記(歴史的仮名遣い) LEFT: Kanji + Hiragana (old writing)
漢字を使っているもの、かなを使っているもの、漢字も異なるもの、かなりのヴァリエーションがありますが、個人的に見て美しいものを選んでいます。
中:ひらがな表記(現代仮名遣い) MIDDLE: Hiragana (modern writing)
右:ローマ字表記 RIGHT: rōmaji
I…歌意 meaning of the verse
日本語:『一冊でわかる百人一首』吉海直人・監修(成美堂出版)のものを採用しています。
English: from "A Hundred Verses from Old Japan: a translation of the hyaku-nin-isshu" by William N. Porter (TUTTLE PUBLISHING, 1979, first edition 1909 by The Clarendon Press, London)
J…解説 explanation of the verse
同上
same as above
K…作者について about the poet
Sorry.
No English.
Some have description by Mr. William N. Porter in J section.

余談ですが、動画の和歌部分上下の千代紙柄、背景の和紙素材はAC Worksさんの提供による素材を使っています。





2017年7月24日月曜日

百人一首 100 verses by 100 poets #097

※動画は後日投稿します。

097
新勅撰・巻十三
Shin-chokusen(waka)-shu, vol.13
love
建保六年内裏の歌合──権中納言定家
at a verse competition of the year 6 of Kempo.
来ぬ人を
松帆の浦の
夕凪に
焼くや藻塩の
身もこがれつつ
こぬひとを
まつほのうらの
ゆうなぎに
やくやもしおの
みもこがれつつ
Konu hito o
Matsu-ho no ura no
Yunagi ni
Yaku ya moshio no
Mi mo kogare-tsutsu.
待てども来ない人を待つ私は、松帆の浦の夕なぎに焼く藻塩のように、毎日身も焦がれるような思いでいるのです
Upon the shore of Matsu-ho
For thee I pine and sigh;
Though calm and cool the evening air,
These salt-pans caked and dry
Are not more parched than I!
待ち続けて焦がれる思い
『定家卿百番自歌合』にも『新勅撰集』にも選んでいる、定家自撰の一首である。『万葉集』六巻に見える長歌「名寸隅(なきすみ)の 舟瀬ゆ見ゆる 淡路島 松帆の浦に 朝なぎに 玉藻刈りつつ 夕なぎに 藻塩焼きつつ 海人娘人(あまをとめ) ありとは聞けど……」を本歌としている。
訪ねてこない恋人を毎日毎日待ち暮らし、恋焦がれる思いを伝えることもできない。じりじりとやるせない気持ちを、塩を採取するために海藻を焼く風景と重ねた。歌の背景に、いつかまた来ると約束した男の存在や、今日だけでなくすでに何日も待ちつづけているらしい女のようすなど、物語性を含んだ時間の流れが感じられる。一方で「夕なぎ」という無風の状態は、海に浮かぶ帆舟がただそこに留まり、藻塩を焼く煙は空へまっすぐに立ちのぼって、まるで時が止まったように膠着状態である現状をそのまま表現している。この対比により相手を待ち焦がれる気の遠くなるような思いが、いっそう胸に深く迫るのではないだろうか。
Sadaiye, of the Fujiwara family, was the Compiler of this Collection of verses; he was the son of Toshinari, the writer of verse No. 83, and he entered the priesthood, dying in the year 1242, at the age of eighty.
Matsu-ho is on the north coast of the Island of Awaji, n the Inland Sea; but the word also means ‘a place of waiting and longing for somebody’. Kogare means ‘scorching or evaporating’ (sea-water in the saltpans), but it also has the meaning ‘to long for, or to love ardently.’
[The illustration shows two men carring pails of sea-water to the salt-pans.]
権中納言定家 ごんちゅうなごんさだいえ THE ASSISTANT IMPERIAL ADVISER SADAIYE
藤原定家(「ていか」とも・11621241)。藤原俊成《歌083》の子。安貞元年に正二位、貞永元年に権中納言となる。
歌学者、歌人として当代第一人者。御子左家(みこひだりけ)の歌風を受け継ぐ。『新古今集』の撰者に加わり『新勅撰集』を選ぶ。『古今集』『源氏物語』などの古典集勘の功績も大きい。著書には日記『明月記』、『近代秀歌』『二四代集』『毎月抄』『詠歌大概』『顕註密勘』『定家十体』などがある。家集に『拾遺愚草』。天福元(1233)年12月に出家。小倉山の山荘に隠遁していた、宇都宮頼綱入道蓮生に依頼されて、選んだ百首を色紙に書いたが、これが「百人一首」として今日に伝わっているものである。

新勅撰和歌集(しんちょくせんわかしゅう)

第9番目の勅撰和歌集。20巻。歌数1374首。後堀川天皇の命により藤原定家《歌097》が撰した。1235(文暦2)年成立。1234(天福2)年6月、未定稿を仮奏覧したが2ヵ月後に後堀河院が崩御。落胆した定家は手もとの草案を焼却、九条道家が仮奏覧本を尋ね出し完成を促した。後鳥羽《歌099》・順徳《歌100》両院ら承久の乱関係者の歌は除かれ、九条・西園寺(さいおんじ)等の親幕派と武家の詠が優遇されている。歌風は平明温雅『新古今和歌集』の余情妖艶から退いて、三代集の歌風に帰っている。
  ──『古語林 古典文学事典/名歌名句事典』

動画の見方、ブログの読み方などの説明をしましょう。
まず、朗詠音声はプロのもので、左大臣光永さん(http://ogura100.roudokus.com/)による朗詠です。
BGMとして使用させていただいた曲は、雅楽『平調 越天楽』というもので、クラシック名曲サウンドライブラリーさん(http://classical-sound.seesaa.net/)からダウンロードしました。
動画では多くの画像を組み合わせています。
以下の画像をご参照ください。
(クリックすると拡大画像がご覧いただけます。)
まず右上の画像を見てください。
これは動画中の和歌部分の画像です。
各記号の示すものは以下のとおりです。

A…作品番号 number of the verse
1…作者 poet
2…作者肖像画 portrait of the poet
『錦百人一首あつま織』勝川春章(1775年)"Nishiki Hyakunin-isshu Azuma Ori" by Shunsho Katsukawa (1775)/国立国会図書館(http://www.ndl.go.jp/)(※#002除く except #002
3…作者肖像画 portrait of the poet
『今様百人一首吾妻錦』永楽屋東四郎(江戸時代後期?)"Imayo Hyakuninn-Isshu Azuma Nishiki" by Toshiro Erakuya (late Edo era?)
C…出典 origin
D…部立 category(左下画像参照 see the image of left down
それぞれの色は平安時代女房装束のかさねの色です。
四季はそれそれの着用時期に合わせたもの、恋・旅・他は通年での着用の色。
E…詞書 description
F…イメージ画像 image picture of the verse
基本的に明記されていないものはすべてPhoto Libraryさん(https://www.photolibrary.jp/)の写真です。
歌に詠まれた事象がメインですが、時刻、時期、場所などは歌の内容とは異なる場合がありますので、あくまで歌の世界を堪能する助けとして見てください。
当然ながら歌の詠まれた当時の写真ではありません。
なかには現代社会が映りこんでいるものもあります。
なお、恋の部立などの象徴的なものに関しては、独断でそれらしいものを選んでいます。
G…歌意イメージ画像 image picture of the meaning of the verse
英語の解説書にあった画像ですが、題名・作者など一切不明です。
18世紀の木版画とありますが、著者のWilliam N. Porter氏も作者はわからなかったようです。
(英語では画像について説明されている歌もありますが、日本語はありません。)
Sentences in [ ] describe about the picture.

右側の画像はブログの表に関してです。
この画像に用いている色は各部分を区別するためのもので、特に意味はありません。
黄色のアルファベットは動画のものと対応しています。
詳細は上記を参照願います。
緑のアルファベットはブログのみです。
H…歌 verse
これなくしては成り立たないので、当然動画にも入れています。
左:漢字かな表記(歴史的仮名遣い) LEFT: Kanji + Hiragana (old writing)
漢字を使っているもの、かなを使っているもの、漢字も異なるもの、かなりのヴァリエーションがありますが、個人的に見て美しいものを選んでいます。
中:ひらがな表記(現代仮名遣い) MIDDLE: Hiragana (modern writing)
右:ローマ字表記 RIGHT: rōmaji
I…歌意 meaning of the verse
日本語:『一冊でわかる百人一首』吉海直人・監修(成美堂出版)のものを採用しています。
English: from "A Hundred Verses from Old Japan: a translation of the hyaku-nin-isshu" by William N. Porter (TUTTLE PUBLISHING, 1979, first edition 1909 by The Clarendon Press, London)
J…解説 explanation of the verse
同上
same as above
K…作者について about the poet
Sorry.
No English.
Some have description by Mr. William N. Porter in J section.

余談ですが、動画の和歌部分上下の千代紙柄、背景の和紙素材はAC Worksさんの提供による素材を使っています。





2017年7月23日日曜日

百人一首 100 verses by 100 poets #096

※動画は後日投稿します。

096
新勅撰・巻十六
Shin-chokusen(waka)-shu, vol.16
other
落花を詠み侍(はべ)りける──入道前太政大臣
referring falling blossoms.
花さそふ
嵐の庭の
雪ならで
ふり行くものは
我身なりけり
はなさそう
あらしのにわの
ゆきならで
ふりゆくものは
わがみなりけり
Hana sasou
Arashi no niwa no
Yuki narade
Furi yuku mono wa
Waga mi nari keri.
桜の花を誘って散らす、嵐が吹く庭の、雪のように散りゆくものは花ではなく、実は老いて古りゆくわが身なのだった
This snow is not from blossoms white
Wind-scattered, here and there,
That whiten all my garden paths
And leave the branches bare;
Tis age that snows my hair!
落花を眺めて思う宴の終焉
『新勅撰集』に「落花を詠み侍(はべ)りける」として見える華やかな一首。風に吹かれてはらはらと散りゆく桜の優雅な景色から一転、下の句で、はかなく散る桜に年老いた自分の身の上を重ね合わせて寂しさを嘆いている。一見華麗で美しい歌に見えつつも、その華やかさゆえに、背後にある老いという影がより色濃く際立つ構成で、それは来るべき死の気配さえ感じさせる。
技巧の面では、掛詞で「降りゆく」花びらと「古りゆく」わが身をつないだところが巧みである。初句の「花さそふ」は当時流行した文句で、同時期の歌に多く見られる。
作者の藤原公経(ふじわらのきんつね)は承久(じょうきゅう)の乱後に栄華を極めた西園寺(さいおんじ)家の中心人物で、贅の限りを尽くした生活を送っていたという。そんな繁栄のなかにあっても、あらがうことのできない老いを前に世の無常を感じずにはいられなかったようだ。桜のような華やかなものを歌っても、寂しげな雰囲気が漂うところは、いかにもこの時代の和歌らしい。
The writer’s name was Kintsune; he retired from office to enter the church, and died in the year 1244, aged seventy-six.
Note the play upon yuki, ‘snow’, and yuku, the verb ‘to go’; furi yuku means ‘going to fall’ (as snow), but furi also suggests the idea of ‘growing old’. He says it is really he himself that is fading and falling, rather than the petals of his garden flowers blown by the storm.
[The picture does not seem to illustrate the verse very well; it is probably meant to show Kintsune on his verandah, lamenting over his increasing years; but in the original edition, from which the pictures were taken, fallen cherry blossoms are shown underneath the verse at the bottom of the page.]
入道前太政大臣 にゅうどうさきのだいじょうだいじん THE LAY-PRIEST, A FORMER PRIME MINISTER OF STATE
藤原公経(きんつね・11711244)。内大臣実宗(さねむね)の二男。定家の妻の弟。源頼朝の妹婿一条能保(よしやす)の娘を妻とし、承久の乱(1221)には幕府方を支持、乱後は内大臣を経て貞応元(1228)年8月太政大臣と権勢を増し、西園寺を建立し、そのため西園寺殿と呼ばれた。
栄華をつくし、寛喜3(1231)年12月、病気のため66歳で出家。覚空(かくくう)または覚勝(かくしょう)と名乗った。74歳で没。
勅撰集にとられた歌は112首。

新勅撰和歌集(しんちょくせんわかしゅう)

第9番目の勅撰和歌集。20巻。歌数1374首。後堀川天皇の命により藤原定家《歌097》が撰した。1235(文暦2)年成立。1234(天福2)年6月、未定稿を仮奏覧したが2ヵ月後に後堀河院が崩御。落胆した定家は手もとの草案を焼却、九条道家が仮奏覧本を尋ね出し完成を促した。後鳥羽《歌099》・順徳《歌100》両院ら承久の乱関係者の歌は除かれ、九条・西園寺(さいおんじ)等の親幕派と武家の詠が優遇されている。歌風は平明温雅『新古今和歌集』の余情妖艶から退いて、三代集の歌風に帰っている。
  ──『古語林 古典文学事典/名歌名句事典』

動画の見方、ブログの読み方などの説明をしましょう。
まず、朗詠音声はプロのもので、左大臣光永さん(http://ogura100.roudokus.com/)による朗詠です。
BGMとして使用させていただいた曲は、雅楽『平調 越天楽』というもので、クラシック名曲サウンドライブラリーさん(http://classical-sound.seesaa.net/)からダウンロードしました。
動画では多くの画像を組み合わせています。
以下の画像をご参照ください。
(クリックすると拡大画像がご覧いただけます。)
まず右上の画像を見てください。
これは動画中の和歌部分の画像です。
各記号の示すものは以下のとおりです。

A…作品番号 number of the verse
1…作者 poet
2…作者肖像画 portrait of the poet
『錦百人一首あつま織』勝川春章(1775年)"Nishiki Hyakunin-isshu Azuma Ori" by Shunsho Katsukawa (1775)/国立国会図書館(http://www.ndl.go.jp/)(※#002除く except #002
3…作者肖像画 portrait of the poet
『今様百人一首吾妻錦』永楽屋東四郎(江戸時代後期?)"Imayo Hyakuninn-Isshu Azuma Nishiki" by Toshiro Erakuya (late Edo era?)
C…出典 origin
D…部立 category(左下画像参照 see the image of left down
それぞれの色は平安時代女房装束のかさねの色です。
四季はそれそれの着用時期に合わせたもの、恋・旅・他は通年での着用の色。
E…詞書 description
F…イメージ画像 image picture of the verse
基本的に明記されていないものはすべてPhoto Libraryさん(https://www.photolibrary.jp/)の写真です。
歌に詠まれた事象がメインですが、時刻、時期、場所などは歌の内容とは異なる場合がありますので、あくまで歌の世界を堪能する助けとして見てください。
当然ながら歌の詠まれた当時の写真ではありません。
なかには現代社会が映りこんでいるものもあります。
なお、恋の部立などの象徴的なものに関しては、独断でそれらしいものを選んでいます。
G…歌意イメージ画像 image picture of the meaning of the verse
英語の解説書にあった画像ですが、題名・作者など一切不明です。
18世紀の木版画とありますが、著者のWilliam N. Porter氏も作者はわからなかったようです。
(英語では画像について説明されている歌もありますが、日本語はありません。)
Sentences in [ ] describe about the picture.

右側の画像はブログの表に関してです。
この画像に用いている色は各部分を区別するためのもので、特に意味はありません。
黄色のアルファベットは動画のものと対応しています。
詳細は上記を参照願います。
緑のアルファベットはブログのみです。
H…歌 verse
これなくしては成り立たないので、当然動画にも入れています。
左:漢字かな表記(歴史的仮名遣い) LEFT: Kanji + Hiragana (old writing)
漢字を使っているもの、かなを使っているもの、漢字も異なるもの、かなりのヴァリエーションがありますが、個人的に見て美しいものを選んでいます。
中:ひらがな表記(現代仮名遣い) MIDDLE: Hiragana (modern writing)
右:ローマ字表記 RIGHT: rōmaji
I…歌意 meaning of the verse
日本語:『一冊でわかる百人一首』吉海直人・監修(成美堂出版)のものを採用しています。
English: from "A Hundred Verses from Old Japan: a translation of the hyaku-nin-isshu" by William N. Porter (TUTTLE PUBLISHING, 1979, first edition 1909 by The Clarendon Press, London)
J…解説 explanation of the verse
同上
same as above
K…作者について about the poet
Sorry.
No English.
Some have description by Mr. William N. Porter in J section.

余談ですが、動画の和歌部分上下の千代紙柄、背景の和紙素材はAC Worksさんの提供による素材を使っています。





シェア share