4年後の2020年には日本で開催される4度目のオリンピックがありますから、街は180度(とまでいかないにしても)様変わりし、外国人観光客も多く訪れることになるでしょうね。
日本人なら「ああ、そうそう、こういう光景あったよね」と再認識する機会、外国人の皆さんには「日本はこういう国なのか」とイメージを膨らませる機会を、それぞれ提供したいと思い、作った一連の動画です。
全部で16本、カテゴリー別の写真に合う音楽を併せたものを公開しています。
なかには季節的に時期外れのものもありますが、まあ観てやってください。
今回のこのシリーズ、写真はすべて手持ちの素材集(A&Pコーディネータージャパン株式会社さん(http://www.apjapan.co.jp/)の『具満タン』という市販品)のものを使用しています。
当然?ですが、写真撮影を生業とするプロのカメラマンの方々の作品です。
残念ながら個々のカメラマンさんのお名前はわかりませんが。
カテゴリーはその素材集のものをそのまま使っています。
シリーズ名の「日本の情景 Scenes in Japan」はcocolo supplie ココロさぷりのオリジナルですよ、念のため。
○RなりTMなりつけたほうがいいんでしょうか(笑)。
先にもお伝えしたとおり、それぞれの動画に相応しいものを選んで併せています。
が、今回の4本もすべてDOVA-SYNDROME (http://dova-s.jp/) さんの曲です。
「和」のイメージで検索したしたものを聴き比べてチョイスしています。
【癒し HEALING】日本の情景 -諸々- Scenes in Japan -miscellanea-
和紙やお守りといった身近な「和」を感じさせるものの写真ですね。
【癒し HEALING】日本の情景 -侘- Scenes in Japan -simplicity-
外国人に対して説明が難しい「侘」の概念。
『ブリタニカ国際大百貨事典』ではどう説明されているのでしょうか。
美的理念を表わす語。閑寂な風趣を意味し、ある面では「さび(コチラを参照してください)」と近い。「わび」は本来「つらく思う」「零楽している」「さびしく暮す」というような意味の動詞「わぶ」の連用形で、在原行平の「わくらはに問ふ人あらばすまのうらにもしほたれつゝわぶとこたへよ」の歌にあるように、都遠い地での不足をかこつような語感を含むとみられるが、中世以降、閑寂、枯淡の美に対する愛好が深まるとともに、物の面における不足、不自由を肯定し、簡素、閑寂な生活を積極的に楽しむという意味を生じた。特に茶道においてはその究極を表わす語として重要視する。武野紹鴎(たけのじょうおう・1502~1555)は「侘(わび)ということばは、故人も色々に歌にも詠じけれども、ちかくは正直に慎しみ深くおごらぬ様を侘と云ふ。一年のうちにも十月こそ侘なれ」といい、千利休は「わび」の本意として、藤原家隆の「花をのみ待つらむ人に山里の雪間の草の春を見せばや」の歌を常に吟じたという。こういう美意識は中世の連歌などにも通じるものであったが、中世美術に貫通する美を継承し、近世的卑俗美を加えて蕉風を開いた松尾芭蕉においても「わび」は重視されている。
現代では日本人でもなかなか理解しにくい気がします。
まぁ、昔の人の風情ですね。
【癒し HEALING】日本の情景 -山・虫- Scenes in Japan -mountain and insect-
「山」と「虫」はあまり接点がないようですが、これは写真の数の関係で組み合わせたものです。
他はだいたい同じくらいの数だったんですが、この2つはどちらもちょっと少なかったので。
【癒し HEALING】日本の情景 -雪- Scenes in Japan -snow-
雪国の人にとっては迷惑な代物でしかなく、風流には思えないかもしれませんね。
でも古来日本では、雪は月や花と同じように美しいものとして扱われていたようですし、写真を見る限りは綺麗だと言ってもいいと思います。
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