2016年8月25日木曜日

シリーズ「日本の情景 Scenes in Japan」その3

日本にいるとつい見過ごしがちな光景でも、改めて見ると新たな発見があったりします。
4年後の2020年には日本で開催される4度目のオリンピックがありますから、街は180度(とまでいかないにしても)様変わりし、外国人観光客も多く訪れることになるでしょうね。
日本人なら「ああ、そうそう、こういう光景あったよね」と再認識する機会、外国人の皆さんには「日本はこういう国なのか」とイメージを膨らませる機会を、それぞれ提供したいと思い、作った一連の動画です。
全部で16本、カテゴリー別の写真に合う音楽を併せたものを公開しています。
なかには季節的に時期外れのものもありますが、まあ観てやってください。

今回のこのシリーズ、写真はすべて手持ちの素材集(A&Pコーディネータージャパン株式会社さん(http://www.apjapan.co.jp/)の『具満タン』という市販品)のものを使用しています。
当然?ですが、写真撮影を生業とするプロのカメラマンの方々の作品です。
残念ながら個々のカメラマンさんのお名前はわかりませんが。
カテゴリーはその素材集のものをそのまま使っています。
シリーズ名の「日本の情景 Scenes in Japan」はcocolo supplie ココロさぷりのオリジナルですよ、念のため。
○RなりTMなりつけたほうがいいんでしょうか(笑)。

先にもお伝えしたとおり、それぞれの動画に相応しいものを選んで併せています。
が、今回の4本はすべてDOVA-SYNDROME (http://dova-s.jp/) さんの曲です。
「和」のイメージで検索したしたものを聴き比べてチョイスしています。

【癒し HEALING】日本の情景 -緑- Scenes in Japan -green-


「新緑」「若葉」をイメージさせる写真なので、ちょっと時期外れですね。

【癒し HEALING】日本の情景 -雅- Scenes in Japan -elegance-


実は、どうして「雅」なのかわからないんです、コレ。
ちょっとフィルターがかかったような画だからでしょうか。
『ブリタニカ国際大百科事典』の項目説明にはこうあります。
日本文学の美的概念の一つ。「みやび」は「宮ぶ」から出た言葉で、宮廷風であることが本来の意味で、それが美意識の次元まで高められたもの。都会的な文化と密着し、都会人の繊細で鋭敏な感受性によって見出された、上品で優雅で、知的に洗練された情趣美であって、粗暴、やぼ、無知などに背反する。実生活の日常性から遊離した宮廷生活の風流で遊戯的な雰囲気のなかでの産物である。奈良時代末期からすでにみられるが、平安時代に入って京都を舞台として展開された貴族文化の美意識が核心をなしていた。

【癒し HEALING】日本の情景 -寂- Scenes in Japan -tranquillity-


外国の方には伝えにくい概念なんですよね、「寂(さび)」って。
次回ご紹介する「侘(わび)」同様、日本独自の文化なので。
翻訳家泣かせの筆頭。
『ブリタニカ国際大百科事典』の説明を抜粋しておきます。
俳諧用語。中世以来の幽玄美に、さらに枯寂な色調が加えられたもの。表面的、題材的な情調ではなく、対象をとらえる作者の心的観照、体験が「さび」をもっているのである。

【癒し HEALING】日本の情景 -里- Scenes in Japan -village-


どの写真もそうですが、一昔(ずいぶん?)前の日本の光景ですね。
これなんかはまさに典型的。
のどかな田園風景の広がる、人間がまだ自然と共存していた里山の風景です。
野には花があふれ、虫たちが地を這い空に舞い、田にはカエルの声が響く──。
都市化が甚だしい都心では見られない景色です。
親たちの実家も都市部にある今の子供たちは知らないんでしょうか?

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