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《黄昏の世界遺産》シリーズ
世界遺産の夕陽 Sunset on World Heritage
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ヴェネツィアの夕陽 Sunset on Venice
ギザのピラミッドの夕陽 Sunset on Pyramids in Giza
モン・サン・ミシェルの夕陽 Sunset on Mont Saint Michel
イグアスの滝の夕陽 Sunset on Iguassu Falls
イースター島の夕陽 Sunset on Easter Island
武夷山の夕陽 Sunset on Wuyi shan
スコータイの夕陽 Sunset on Sukhothai
パルミュラの夕陽 Sunset on Palmyra
カトマンズ盆地の夕陽 Sunset on Katmandu Valley
グランド・キャニオンの夕陽 Sunset on Grand Canyon
ドレスデンの夕陽 Sunset on Dresden
ウルル(エアーズ・ロック)の夕陽 Sunset on Uluru Ayers Rock
《絶景なる世界遺産~The Great Scenery for the Future 未来へ残す壮大な景観》シリーズ
世界遺産 world heritage
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The Great Scenery for the Future [Victoria Falls]
The Great Scenery for the Future [The Rhine Ravine]
The Great Scenery for the Future [Petra]
The Great Scenery for the Future [Momument Valley]
The Great Scenery for the Future [Machu Picchu]
The Great Scenery for the Future [The Great Wall of China]
The Great Scenery for the Future [Guanacaste]
The Great Scenery for the Future [Edifices by A Gaudiy]
The Great Scenery for the Future [Himalaya Range]
The Great Scenery for the Future [Cappadocia]
The Great Scenery for the Future [The Isle of Capri]
The Great Scenery for the Future [Cape of Good Hope]
さて、そもそも“世界遺産”とは何なんでしょう?
以下は『ブリタニカ国際大百科事典』から関連項目を引用したものです。
【世界遺産】
国際連合教育科学文化機関UNESCOの世界遺産リストに登録されたさまざまな地域または物件。遺産は、「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約(通称:世界遺産条約)」に従い“顕著で普遍的な価値”を有するものとして選定される。この条約は1972年のUNESCO総会で採択され、世界の文化財や自然環境を保存・保護する国際協力体制を規定している。世界遺産は文化遺産、自然遺産、複合遺産の3種類に分類される。文化遺産には多数の歴史的建造物や都市、重要な考古遺跡、そして記念碑的な彫刻、絵画といった芸術作品が含まれる。また自然遺産は以下の自然環境を対象とする。(1)地球の生命の記録、またはその地質学的過程の顕著な例を備える、(2)現在も進行する生態学上、生物学上の進化の過程をみせる優れた例を示している、(3)稀有で独特であり無比であるか、傑出した美しさを特徴とする自然現象を含む、(4)希少または絶滅に瀕している動植物の生息地、あるいは他に例のない生物の多様性を示す場所を備える。複合遺産は文化遺産と自然遺産双方の要素を備える。世界遺産リストに登録されている文化遺産と自然遺産の割合はおよそ3対1で、毎年新たな地域および物件がリストに加わる。世界遺産として登録されると、その地域の観光事業が促進され、しばしば地域経済が活性化する。UNESCOは発展途上国における遺産保護・修復のための数多くの取り組みに資金を提供している。なお、公害、自然災害あるいはその他の問題により深刻な状態にある遺産については、状態が改善されるまで「危機にさらされている世界遺産リスト」に登録される。【世界遺産条約(正式名称:世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約)】
世界的に重要な文化遺産、自然遺産を保護するため、1972年のユネスコ総会で採択された。加盟国の拠出による世界遺産基金で遺産の修復や保護にあたる。エジプトのピラミッド、中国の万里の長城、ガラパゴス諸島など。2015年の時点で1007の登録数におよぶ。世界遺産の一部は開発や戦争、密猟、人口増加、難民流入などの理由で危機にさらされている。──『ブリタニカ国際大百科事典』
どういったものが世界遺産に認定されるのかといえば──、
登録種別:
自然遺産/文化遺産/複合遺産
登録基準:
(i) 人類の創造的天才の傑作を表現するもの
(ii) ある期間を通じて、または、ある文化圏において、建築、技術、記念碑的芸術、町並み計画、景観デザインの発展に監視、人類の価値の重要な交流を示すもの
(iii) 現存する、または、消滅した文化的伝統、または、文明の、唯一の、または、少なくとも稀な証拠となるもの
(iv) 人類の歴史上重要な時代を例証する、ある形式の建造物、建築物群、技術の集積、または、景観の顕著な例
(v) 特に、回復困難な変化の影響下で損傷されやすい状態にある場合における、ある文化(または、複数の文化)或は、環境と人間との相互作用を代表する伝統的集落、または、土地利用の顕著な例
(vi) 顕著な普遍的な意義を有する出来事、現存する伝統、思想、信仰、または、芸術的、文学的作品と、直接に、または明白に関連するもの
(vii) もっともすばらしい自然的現象、または、ひときわすぐれた自然美をもつ地域、及び、美的な重要性を含むもの
(viii) 地球の歴史上の主要な段階を示す顕著な見本であるもの〔生物の記録、地形の発達における重要な地学的進行過程、或は重要な地形的、または、自然地理的特性などを含む〕
(ix) 陸上、淡水、沿岸、及び、海洋生態系と動植物群集の進化と発達において、進行しつつある重要な生物学的、生理学的プロセスを示す顕著な見本であるもの
(x) 生物多様性の本来的保全にとって、もっとも重要かつ意義深い自然生息地を含んでいるもの〔科学上、または、保全上の観点から、すぐれて普遍的価値をもつ絶滅の恐れのある主が存在するものを含む〕
──『世界遺産事典 1007全物件プロフィール 2015改訂版』(シンクタンクせとうち総合研究機構)
日本の象徴ともいうべき富士山は、ゴミが散乱していることを理由に一度「自然遺産」としての認定を却下され、カテゴリーを「文化遺産」に変更してやっと登録されたそうです。
登録されようがされまいが、ゴミはきちんと持ち帰るなり、ゴミ箱に入れるなりするのがマナーでしょう。(中国ではそうでもないようですが……。)
自然も文化も後世にその素晴らしさを伝えようというのが、世界遺産の趣旨なので、いつまでも守り続けたいですね。
そのためには、人間(の考え方)が変わるということも必要でしょう。
もしくは、それぞれの文化背景にゆだねる価値観ではなく、全世界で通じる“常識”を生み出すべきなのかもしれませんね。
自然が作り出す造形美はもちろんですが、さらに驚嘆すべきは人間の叡智ですね。
人類は地球が生み出した最高のものといってもいいかもしれません(時々は間違いを犯すこともありますが)。
先人たちが特別だったのではなく、無限の可能性はあなたの中にも宿っているはず、ただ眠っているだけなんです。
本来の自分を知り、その能力を最大限に発揮できるよう、自分磨きに精を出し、人生を豊かにしましょう!
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