2016年10月18日火曜日

心を整え人生を豊かにする哲学者たちのことば 02.マルクス K. H. Marx



通常、名言集の類は作者ごとにまとめることはあまりなく、その内容による分類が多いと思います。
ですが、ここでは哲学者の言葉を一人ずつ動画にしてみました。
哲学名言研究会・編著の『心を整え人生を豊かにする哲学者たちのことば』(笠倉出版社 2012年)から抜き出しています。
時代の新しい人から、回を重ねるたびに年代を遡るかたちの並びです。

 心を整え人生を豊かにする哲学者たちのことば

音楽はHURTRECORDさん(http://www.hurtrecord.com/)。
著作権フリーBGM配布サイト HURT RECORD 応援バナー
もう何度も使わせていただいてます。
イメージとしては「宇宙」らしいのですが、なんとなく哲学的な響きだったので、この曲にしました。

背景の幾何学模様のグラフィックは、デザイン素材を扱う海外サイト、DEALJUMBO (www.dealjumbo.com/)からダウンロードしたもので、Cruzine Designさんの作です。
文字数が多いものが多く、写真だとほとんど隠れてしまいますし、ベタの一色では味気ない気がしたので。

では、それぞれの哲学者の経歴をかいつまんでみましょうか。

カール・ハインリヒ・マルクス Karl Heinrich Marx
1818.05.05~1883.03.14
研究分野:科学的社会主義、共産主義
主な概念:科学的社会主義の共同創設者(フリードリヒ・エンゲルスと共に)、史的唯物論。剰余価値、労働者の搾取、階級闘争、『資本論』

ドイツの経済学者、哲学者、革命指導者、科学的社会主義の創始者。中流のユダヤ人弁護士の家庭に生れ、ボン大学、ベルリン大学で法律、哲学を学び、1841年イェナ大学で博士号を取得。42年ケルンの急進的ブルジョアの機関誌“Rheinische Zeitung”の主筆となったが、43年パリに移住、44年共同で“Deutsch-Franösische Jahrbücher”を発行。F.エンゲルス(1820~1895)と出会い、社会主義的傾向を深めた。47年共産主義者同盟に参加、48年エンゲルスとともに『共産党宣言』を執筆し、唯物史観を確立。三月革命に際してはケルンで“Neue Rheinische Zeitung”を発行してドイツの革命運動の促進をはかったが挫折し、49年ロンドンに亡命。極度の貧困のなかで著作を続け、67年マルクス経済学を代表する『資本論 Das Kapital』の第1巻を発表。『資本論』のなかで最も印象的なのはイギリスの労働者階級の窮状についての記述である。第2巻、第3巻は彼の死後エンゲルスの手で編集され、85、94年に刊行された。マルクスの社会科学理論上最も重要な貢献は、剰余価値論を中核とした資本主義の経済分析にあるが、その透徹した社会分析は政治学、歴史学、社会学、哲学などをも包合する壮大な思想体系であるマルクス主義理論を形成している。
  ──『ブリタニカ国際大百科事典』


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