2016年9月26日月曜日

自分自身をいたわるために・7



PHOTO: AC WORKS.CO.,LTD.

竹内まりや Takeuchi Mariya さんの『元気を出して』のメロディーにのせてお届けする名言集。
悲しかったり、自信をなくしたり、落ち込んだりしたときに、勇気をくれる言葉を集めました。
このシリーズは12本の動画で構成されていますが、全部を見る必要はありません。
お気に入りの一言を見つけてください。
この動画でご紹介している名言の発言者は以下のとおりです。

ヘンリー・デイヴィッド・ソロー Henry David Thoreau

1817.07.12生~1862.05.06没
アメリカの随筆家、詩人。ハーバード大学卒業後、エマソンを中心とする「超絶クラブ」の一員となり、機関誌『ダイアル』に寄稿する一方、1845~47年ウォールデン湖畔に小屋を建て、ほとんど自給自足の生活をした。この実験的生活の記録が『ウォールデン──森の生活 Walden, or Life in the Woods』(1854)で、超絶主義の主張の実践として、またエコロジー思想の先駆として後世に大きな影響を及ぼした。生前に出版した著書はこのほか『コンコード川とメリマック川の一週間 A Week on the Concord and Merrimack Rivers』(49)だけであったが、死後、1906年に刊行された全集は日記を中心に20巻を数え、ほかに『全詩集 Collected Poems of Henry Thoreau』(1943)、『書簡集 The Correspondence of Henry David Thoreau』(58)もある。
  ──『ブリタニカ国際大百科事典』

アイザック・ディネセン Isak Dinesen (ブリクセン Karen Blixen)

1885.04.17生~1962.09.01没
デンマークの女流作家。イギリス、アメリカではIsak Dinesenの名で知られる。ディネセンは旧姓。父は軍人で作家。いとこのブリクセン男爵と結婚、美貌と才気で社交界の花形となったが、1914年ケニアに渡り、夫とも別れて山地で久しくコーヒー園を経営、それに失敗してから作家として立った。英語で書いた『7つのゴシック風物語 Seven Gothic Tales』(1934)が、怪異な題材と高踏的な香り高い文体で、たちまち彼女を謎の作家として有名にした。ほかに『アフリカから Out of Africa』(37)、『冬の物語 Winter's Tales』(42)、『草の上の影 Skygger på Græsset』(60)など。
  ──『ブリタニカ国際大百科事典』

レフ・ニコラエヴィチ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi

1828.09.09生~1910.11.20没
ロシアの小説家。伯爵家に生れ、幼くして両親を失った。1847年カザン大学中退。故郷に帰り、農民の生活改革を試みたが失敗。51年カフカズで軍務についていた兄のもとに行き、美しい自然のなかで文学に開眼し、自伝3部作の『幼少時代 Detstvo』(1852)、『少年時代 Otrochestvo』(54)、『青年時代 Yunost'』(57)で新進作家としての地位を確立した。57年最初のヨーロッパ旅行に出、ヨーロッパ文明に対する懐疑をいだいた。62年結婚、文筆活動に専念し、二大名作『戦争と平和 Voina i mir』(63~69)『アンナ・カレーニナ Anna Karenina』(73~77)を完成した。宗教論文『懺悔 Ispoved'』(79、82加筆)や『イワンのばか Skazka ob Ivane-Durake』(85)をはじめとする民話を書き、のちに「トルストイ主義」と呼ばれた思想に忠実な活動を行い、私有財産の否定、非戦論、非暴力主義を唱えた。ほかに小説『イワン・イリイッチの死 Smert' Ivana Il'icha』(86)『クロイツェル・ソナタ Kreitserova Sonata』(91)『復活 Voskresenie』(89~99)、戯曲『闇の力 Vlast' t'my』(87)などの文学作品を書いたが、最後まで安らぎは得られず、1910年家出、リャザン=ウラル鉄道の小駅、アスターポボ(現在のレフ・トルストイ駅)の駅長官舎で没した。
  ──『ブリタニカ国際大百貨事典』

スティーブンソン Robert Louis Stevenson

イギリスの小説家、詩人、随筆家。エディンバラ大学卒業。若くして肺を病み、転地のため旅を重ね、1890年以後南太平洋のサモアに定住。旅行記に『内地舟行 An Inland Voyage』(1878)、『ろばを連れて Travels with a Donkey in the Cevennes』(79)があり、随筆では『若き人々のために Virginibus Puerisque』(81)が有名。小説には軽妙な短編集『新アラビアン・ナイト New Arabian Nights』(82)、冒険物語『宝島 Treasure Island』(83)、怪奇な寓話『ジキル博士とハイド氏 The Strange Case of Dr. Jekyll and Mr. Hyde』(86)などがある。童謡集『子供のうたの花園 A Child's Garden of Verses』(85)は彼の詩才を示し、書簡集にも魅力ある人柄がよく表われている。
  ──『ブリタニカ国際大百科事典』

ジョージ・ハーバート George Herbert

1593.04.03生~1633.03.01没
イギリスの詩人、聖職者。ハーバード・オブ・チャーベリーの弟。ケンブリッジ大学出身。名門出の俊英で、宮廷での活躍を期待されたが、「田舎司祭」として静かな生涯を終えた。死の直前友人ニコラス・フェラーに送って出版か焼却かをまかせた詩集『聖堂 The Temple』(1663)によって、宗教的形而上詩人としての不動の地歩を占めている。
  ──『ブリタニカ国際大百科事典』

シラー Johann Christoph Friedrich Schiller

1759.11.10生~1805.05.09没
ドイツの劇作家、詩人。軍医の子として生れ、君主の命により軍人学校で法律や医学を学んだが、「シュトゥルム・ウント・ドラング」の吹荒れるなかで戯曲『群盗 Die Räuber』(1781)を執筆、マンハイムでの初演(82)の成功を機に、劇作家としてはなばなしい出発をとげた。以後各地を転々としつつ戯曲、思想詩、歴史評論などを次々に発表し文名を高めた。1789年からイェナ大学で歴史を講じ、99年末からはワイマールに居住。94年から没年まで続いたゲーテとの交友はドイツ古典主義となって結実した。シラーはゲーテとは対照的な資質をもち、人類の理想への情熱に燃えて短い生涯を激しく生抜いた。おもな戯曲に『たくらみと恋 Kabale und Liebe』(84)、『ドン・カルロス Don Carlos』(87)、3部作『ワレンシュタイン Wallenstein』(98~99)、『マリア・スチュアルト Maria Stuart』(1800)、『オルレアンの乙女 Die Jungfrau von Orleans』(01)、『ウィルヘルム・テル Wilhelm Tell』(04)など。
  ──『ブリタニカ国際大百科事典』

スティーヴ・バウマン

※ 残念ながら、この人に関しては概略を見つけることはできませんでした。
引用句から検索しても、考えられるスペルで検索しても、だめでした。
ご存知の方、ご連絡ください。

アレグザンダー・ポープ Alexander Pope

1688.05.21生~1744.05.30没
イギリスの詩人、批評家。ドライデンと並ぶイギリス古典主義文学の代表的詩人。カトリックの富裕な家に生れたが、病気のため発育が著しく阻害された。伝統的な主題を完璧な技巧で処理して、田園詩、教訓詩、書簡詩、英雄詩などの形式を自由に駆使した。最も得意とする風刺詩では『愚人列伝 The Dunciad』(1728)が特に有名である。また当時の理神論に基づく哲学詩『人間論 An Essay on Man』(33~34)はこの時代特有の作品として注目すべきもの。ホメロスの翻訳(15~26)により大金を得て、テムズ河畔トウィックナムに広大な館を構え、文学者の経済的独立を達成した顕著な一例となった。
  ──『ブリタニカ国際大百科事典』

ウィリアム・ジェームズ William James

1842.01.11生~1910.08.26没
アメリカの哲学者、心理学者。いわゆるプラグマティズムの指導者。小説家H.ジェームズ(1843~1916)の兄。1861年ハーバード大学理学部へ入学、のち同大学の医学部へ移籍。67~68年ドイツに留学し、フランスの哲学者C.ルヌービエ(1815~1903)などの影響を受け、心理学、哲学に心をひかれた。69年卒業、学位を得たが開業せず、療養と読書に過した。72年ハーバード大学生理学講師。のち心理学に転じ、伝統的な思考の学としてではなく生理心理学を講じ、実験心理学に大きな貢献をした。また、ドイツの心理学者C.シュトゥンプ(1848~1936)を高く評価。さらに宗教、倫理現象の研究に進み、その後哲学の研究に入った。その立場は根本的経験論に基づく。そのほか、82年頃から心霊学に興味をもち、アメリカ心霊研究協会の初代会長をつとめた。主著『心理学原理 The Principles of Psychology』(1890)、『信ずる意志 The Will to Believe and Other Essays in Popular Philosophy』(97)、『宗教的経験の諸相 The Varieties of Religious Experience』(1901~02)、『根本経験論 Essays in Radical Empiricism』(12)。
  ──『ブリタニカ国際大百科事典』


いかかでしたか?
世に名言を残す人というのは人生を濃く生きて、その経験から体感した言葉なのでしょうね。
見習うべきところが多そうです。
今回はシリーズ中の1本について、それぞれの発言者の概略を見てきましたが、他の名言もまとめてみたいという方はコチラからどうぞ。

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