2016年6月30日木曜日

swan


ナショナル・ジオグラフィック日本版(http://natgeo.nikkeibp.co.jp/)の壁紙で動画を作りました。
海中の宝石 jewels in the sea」「精霊の宿る地 The land which spirits live」に続き、今回はその第3弾。
2010年12月号の特集記事『オオハクチョウ』で使われた写真で、Stefano Unterthiner氏の作品です。
日本へは冬に飛来するので、時期的には真逆ですが。


空飛ぶ姿は愛らしく、休む姿は威厳に満ちて、作曲家や詩人の想像力をかきたてる。


これはナショナル・ジオグラフィック日本版の写真解説にあることば。
本当にその通りですね。
BGMとして使った音楽もそのひとつ、サン=サーンス(Saint-Saëns)の『白鳥 The Swan』です。
『動物の謝肉祭 Carnaval des Animaux』という全14曲で構成される組曲の第13曲。
ピアノ伴奏付きに編曲されて、チェロの小品として人気が高い作品です。
ここでは Jaqueline Du Pre のチェロと Osian Ellis のハープによる演奏を使わせていただきました。

さて、このオオハクチョウ、どんな生態なんでしょうか。
英語ではwhooper swan、学名はCygnus cygnus。


カモ目カモ科。全長1.4m、翼開張2.5mの大型の鳥。成鳥は全身純白で、くちばしの基部が黄色、先端が黒い。脚も黒色。幼鳥は全体灰白色で、くちばしの基部が肉色をしている。浅瀬のある湾内や広い湖沼で群れて生活し、体の前半部を水中に突っ込んで水草の葉、茎、根を食べる。日本には冬鳥として飛来し、青森県小湊の渡来地は特別天然記念物、新潟県瓢湖は天然記念物に指定されている。ユーラシア大陸北部で繁殖する。
              ──『ブリタニカ国際大百科事典』
コハクチョウとともに日本で見られる代表的なハクチョウ類。くちばしの黄色い部分が黒い部分より大きく、その点でコハクチョウと区別できる。ユーラシアの寒帯で繁殖し、冬鳥として日本を訪れる。北海道の風蓮湖や尾岱沼などをへて、野辺地湾、北上川、伊豆沼など本州北部の湖沼や海岸などで越冬する。水草をおもに食べ、水生昆虫なども食べる。近年は、日本各地で人による給餌も行われ、越冬数が増えつつある。
              ──『百科事典マイペディア』
オオハクチョウの繁殖地はアイスランドからアリューシャン列島まで地球を半周するほど広い。渡りは9月後半に始まり、3〜4月に北へ戻る。
オオハクチョウは水面から飛び立ち、水面に降りる場合がほとんどだ。助走は短く、大きな翼をはばたかせて宙に浮く。上空8200メートルでの目撃例もあるが、高さだけでなく移動距離の長さも特徴で、アイスランドからアイルランドまでの約1300キロの渡りは、ハクチョウ属の中で最長の部類に入る海洋横断ルートだ。
              ──『ナショナル・ジオグラフィック日本版』写真解説


天空に舞う白鳥もいますよ。
ギリシア神話の大神ゼウスがレダという美人の娘に会う際に化身した姿がこれ。
白鳥座は北十字としても知られています。
日本では秋~冬に見える星座です。

2016年6月29日水曜日

ほんわか、ほのぼの

<A>

<B>

同じ写真を使って、雰囲気の違う動画を作ってみました。

「ネタに困ったら子どもか動物を使え」と言われる業界もありますが、癒しに関していえば、子どもと動物の組み合わせは最強かもしれませんね。
どちらも自然体で一瞬一瞬を生きているからでしょうか。
それにしても、動物相手に無邪気な表情を見せてくれる子どもたちと、その小悪魔にされるがままの動物──、お互いに信頼しあって愛があるからこそでしょうね。
きっとサーカス団か何かの子どもで、生まれたときからずっと動物と一緒に育ったんだろうと思います。
でなければ、自分の何倍も大きい動物に対して、怖れを感じずに接するなんて、とてもじゃないけど、できそうもありませんから。
いずれの写真も思わずクスッとしてしまいます。
どんなに落ち込んでいても、悲しみのどん底にあったとしても、気持ちがほぐれること間違いなしです。

さて、今回のこの写真、ジョン・ドライズデール John Drysdale という写真家さんの『フォエヴァー・フレンズ Forever Friends』という写真集から拝借したものです。
Wikipediaから彼の経歴を引用させていただこうと思ったんですが、同姓同名の別人しかなったので、彼の公式サイト(http://www.johndrysdale.com/default.htm)の内容を翻訳して載せますね。




ジョン・ドライズデールは東アフリカで、写真と動物に興味を覚えながら育った。1950年代初頭イギリスのギルフォード芸術学校で学び、セシル・ビートンが撮影するエリザベス女王2世の即位式の公式写真のアシスタントを務めた。以降、報道写真、広告写真、産業写真で活躍し、数多くの賞を受賞。もっとも記憶に残る作品としては、おそらく、ユーモアの分野、実生活における子どもたちと動物たちを題材にしたものだろう。これらは世界に新たな見解を与えるものである。



音楽は雰囲気に合わせて違うものにしました。
<A>は神山純一さん作曲の曲、『琥珀色の風景』ですが、タイトルから写真をセピアの色調する効果を追加しました。
この曲は「CRYSTAL DEW 3」というアルバムに収録されています。
ガラス管を叩いたり擦ったりして音を奏でているそうです。

<B>はクラシックの名曲、ドヴォルザークの『ユーモレスク』を若干アレンジしています。
ユーモレスクとは、気まぐれでユーモアのある19世紀の器楽曲のジャンルのひとつです。
子どもや動物の情景にはぴったりだと思い、この曲を選びました。
(前述の業界では、自分の意図するように動いてくれないから敬遠される理由のようですが。)

背景は壁紙サイトのwallpaperswide (http://wallpaperswide.com)のものです。
しゃぼん玉みたいな雰囲気が気に入っています。
<B>が元々の色です。

2016年6月28日火曜日

書物についての優れた名言 ― EXCELLENT QUOTES ON BOOKS

《日本語版 Japanese version》


《英語版 English version》

この動画で使用させていただいたのは AC WORKS さんの写真です。
音楽は HURT RECORD さん(www.hurtrecord.com)のものですが、別のビデオでも使わせていただいています。
その記事はこちら
http://cocolosupplie.wix.com/cocolo-supplie-blog#!scenery-havent-seen-yet-未だ見ぬ景色/c218b/5703c4b40cf2efb3747c663b
著作権フリーBGM配布サイト HURT RECORD ロゴ素材
日本語版・英語版ともに同じ写真、音楽です。

9人の名言を紹介していますが、それぞれの生い立ちなどを見ていきましょう。
すべて『ブリタニカ国際大百科事典』からの引用です(一部抜粋 ※ロバート・G・インガソルのみWikipedia)。
ただ、リュウカンに関してはどうしても該当の人物が見当たりませんでした。
おそらく中国の人だろうと思うのですが、検索してもゲームのキャラクターしかヒットしないんですよね。
名言からも検索したんですが、これも人物にたどり着きませんでした。


◆ウォルト・ディズニー Walt Disney
Walter Elias Disney
1901.12.05生~1966.12.15没
アメリカ合衆国シカゴで生を受けたアニメーション映画制作者。1928年『蒸気船ウィリー(Steamboat Willie)』でアニメーション映画初のトーキー化に成功し、ミッキーマウス、ドナルドダックの生みの親として世界的に人気を博す。1937年初のカラー長編アニメーション映画『白雪姫(Snow White and the Seven Dwarfs)』を制作、以降『ピノキオ(Pinocchio)』(1940)、『ファンタジア(Fantasia)』(1940)、『ダンボ(Dumbo)』(1941)、『バンビ(Bambi)』(1942)、『不思議の国のアリス(Alice in Wonderland)』(1951)、『眠れる森の美女(Sleeping Beauty)』(1959)などを発表。まんが映画のほかに『メリー・ポピンズ(Mary Poppins)』(1964)などに代表される家族向け娯楽映画、さらに記録映画も制作。1955年には巨大な遊園施設ディズニーランドをカリフォルニア州アナハイムに開設した。

◆ジョン・ラスキン John Ruskin
1819.02.08生~1900.01.20没
イギリスの著述家、美術評論家、画家。オックスフォード大学在学中に絵画を修業、1840~42年学業を中断してイタリアへ旅行。J.ターナー(1775~1851、イギリスの風景画家)の影響を強く受け、卒業後彼に関する最初の論文『近代画家論(Modern Painters)』第1巻を著述(1843)。その後イタリアで絵画、建築を研究し、『建築の七燈(The Seven Lamps of Architecture)』(49)を完成し、またベネチアの教会、宮殿のデッサン、水彩画をまとめて『ベネチアの石(The Stones of Venice)』(51~53)として出版。60年には『近代画家論』第5巻を著した。69年オックスフォード大学美術史教授に就任。晩年は芸術と社会の関連から社会問題、経済問題に取り組んだ。なお彼の魅力ある自伝『過ぎしことども(Praeterita)』(85~89)は彼の死により未完に終わった。

◆トーマス・アルヴァ・エジソン Thomas Alva Edison
1847.02.11生~1931.10.18没
アメリカの発明家、企業家。年少の頃から正規の教育を受けず、図書館などで独学。非常な努力家で、列車内で新聞売りをしながら実験室をつくった逸話は有名。1863年に電信技士となり、各地を放浪。その間手当たり次第に科学雑誌を読破。特にM.ファラデーの『電気学の実験的研究』に魅せられた。68年投票記録機で最初の特許を得たが、需要がまったくなく、不成功に終わった。それ以降需要のあるものだけの発明に専心し、数々の発明品を世に送った。76年メンローパークに応用科学研究所を創設。1000件を越す発明を達成し、企業化に努力した。蓄音機(1877)、白熱電球(79)、活動写真(91)など発明は人々の生活を一変させた。彼には83年のエジソン効果の発見のように純科学的業績もあり、自然科学者としても十分に通用する人であった。

◆ナポレオン・ボナパルト Napoleon Bonaparte
1769.08.15生~1821.05.05没
フランス第一帝政の皇帝(在位1804~14)。コルシカ人貴族の家に生まれ、フランスで教育を受け、パリ士官学校を卒業(1785)。フランス革命初期にはジャコバン・クラブに入会し、コルシカ独立運動に参加したが、指導者パオリと衝突し、1793年一家をあげてフランスに亡命。同1793年ニースの連隊に復帰したが、この頃からナポレオン・ボナパルトと呼ばれるようになった。1796年3月9日ジョゼフィーヌと結婚。カンポフィルミオ条約によってイタリアで5年間続いた戦争は収拾され、ナポレオンの人気は頂点に達した。1798年7月エジプトに遠征、1799年11月E.シエイエスと結んでブリュメール18日のクーデターを断行し執政政府を樹立、軍事独裁を始めた。1804年5月に帝国成立が宣言されると皇帝に即位。以降産業振興、学制改革、行政、司法の再編成などを行った。1807~10年頃相次ぐ対外戦争の勝利によってその威信と権力は頂点に達したが、1814年5月エルバ島に流された。島を脱出したのち、ワーテルローでイギリス軍と戦って敗れ、セントヘレナ島に流されて同地で没した。

◆ロバート・G・インガソル Robert G. Ingersoll
Robert Green Ingersoll
1833.08.11生~1899.07.21日没
アメリカの弁護士、政治的指導者、不可知論者。隷制度廃止主義者の牧師だった父の急進的な考えによって、イリノイ州ピオリアに落ち着くまで頻繁に引っ越した。インガーソルはそこで弁護士に弟子入りし、一人で住むようになった。南北戦争後、イリノイ州検事総長を務めた。彼は当時今日よりは進歩的だった共和党の重要な党員となった。彼は党で地位につかなかったが、積極的に党の活動に参加した。1876年、ジェームズ・G・ブレインの推薦スピーチをした。ブレインは当選できなかったが、推薦スピーチが評判となった。演説が公共の楽しみであった時代、インガーソルは演説者として知られた。彼はシェークスピアの事から南北戦争後の事まで何でも話したが、彼のもっとも得意としたのは不可知論と尊厳と組織の堕落についてであった。彼の演説は3時間以上続くこともあったが、彼はそれを暗記していた。聴衆たちは退屈することが無かったという。

◆サミュエル・バトラー Samuel Butler
1835.12.04生~1902.06.18没
イギリスの小説家。初め聖職者を志してケンブリッジ大学に学んだが、既存のキリスト教にあきたらず、ニュージーランドに渡って牧羊業者として成功。1864年帰国して絵を描き作曲するかたわら文筆活動に従い、ビクトリア朝の社会を風刺したユートピア小説『エレホン(Erewhon)』(1872)、一家の歴史を描きつつ偽善的な宗教、倫理を痛撃した自伝的小説『万人の道(The Way of All Flesh)』(1903)をはじめ、宗教や進化論に関する著作、『エレホン』の続編『エレホン再訪(Erewhon Revisited)』(01)などを書いた。

◆リュウカン Liu Kang

◆モーティマー・アドラー Mortimer Adler
1902.12.28生~2001.06.28没
アメリカの哲学者、教育者、編集者。1928年コロンビア大学で哲学博士を取得。同大学で教えたのち、シカゴ大学法哲学教授となった。52年R.ハチンズとともに『Great Books of the Western World』54巻を編集、重要概念の索引であるを企画、編集した。同年サンフランシスコ(1964以降シカゴ)の哲学研究所所長、69年『ブリタニカ百科事典』第15版の編集責任者となった。主な著・編書に『How to Read a Book』(40)、『Gateway to the Great Books』(63、10巻)、『The Great Ideas Today』(61~)、『Annals of America』(20巻)などがある。

本を読むのが楽しくなるかもしれませんよ。

2016年4月8日金曜日

体の中から豊かになる!

バイリンガル動画第2弾。

日本語(漢字)版 我想日文版中国也能请看

English version(英語版)

体内の70%は水分、地球の海の面積も70%。
偶然でしょうか。
不思議ですが、何かつながりがありそうな気がしてなりません。
人体の水も、地球の水も、どちらもエネルギー。
そのエネルギーを浄化することができれば、豊かになれると思いませんか。

『水は答えを知っている』という本の著者、江本勝氏は水に様々な言葉を見せたり音楽を聞かせたりして、その結晶写真を撮っています。
良い言葉や音楽の影響を受けた水は、美しい結晶を作るそうです。
(逆に悪い言葉やそういう言葉を多用した音楽は──、説明しなくてもおわかりでしょう?)
百聞は一見にしかず、写真を拝借しましたのでご覧いただきましょう。

(株式会社 I.H.M.のサイト Home » 水の結晶 より)

江本氏の研究は海外でも高い評価を得ています。
結晶の写真集は飛ぶように売れているそうですよ。

言葉や音楽はもとより、想念もエネルギーであり、良いエネルギーは良い結果をもたらすことが実証されています。
そこで、思い立ったのがこの動画です。
体内の水分に良い波動を与えれば、人生がより良くなると思いませんか。
このビデオを毎日とはいわないまでも、何度も繰り返し見て、実験していただけませんか。
結果をコメントいただければ幸いです。

使用した言葉はシンプルに「愛」と「感謝」(英語版では「love」と「gratitude」)。
背景画像はやはり“水”の流れ、滝にしました。
水の流れにともなって、言葉のエネルギー(言霊)が体内を浄化するイメージでご覧いただくといいかと思います。
PC用壁紙としてダウンロードしたものなので、どこから入手したかわかりません。
すみません。

音楽はAC WORKS.CO.,LTD.さんのものです。
引き込まれるような綺麗なメロディーですね。

精霊の宿る地 The land which spirits live

アメリカ合衆国の歴史では先住民との抗争を抜きにしては語れませんね。
西部開拓時代に白人(ヨーロッパからの入植者の子孫)が開拓する際、現地に既に住んでいた先住民(ネイティブ・アメリカン、「インディアン」といったほうがよくわかるかもしれません)との間で取り決めがありました。
土地に関するものが「インディアン居留地(保留地・リザベーション・自治区)」のようです。
当初は平和裏に行われたようですが、時代が下るにつれ、白人と先住民の抗争だけでないく、先住民の部族同士の抗争など、痛ましいものに変わっていきました。

ですが、その悲しい歴史をどうこうというわけではなく、美しい風景で癒されてほしい、その想いから作った動画です。
「精霊の宿る地」と題しましたが、これはネイティブ・アメリカンのあいだでは、自然を神や精霊として崇めたことを意識してのものです。
信仰のもとには、自然の美しさや威厳、ときには凶暴さがあったのだろうと思います。
そういう厳かな雰囲気からか、息を呑むほどの瞬間を写真家さんが捉えてくれています。

写真はナショナル・ジオグラフィック日本版2010年8月号の特集『よみがえる先住民の大地』からのものです。
撮影はすべてJack Dykinga氏によるもの。
撮影場所は順に以下のとおりです。

ニューメキシコ州サンタクララ・プエブロ居留地
フロリダ州ビッグ・サイプレス居留地
フロリダ州ビッグ・サイプレス居留地
モンタナ州ミッション・マウンテンズ部族自然保護区
モンタナ州ミッション・マウンテンズ部族自然保護区
ワイオミング州ウィンド・リバー・ロードレス・エリア
モンタナ州フォート・ペック居留地
モンタナ州フォート・ペック居留地
オレゴン州/ワシントン州ネズパース・プレシャス・ランド
オレゴン州ネズパース・プレシャス・ランド
アリゾナ州フォート・アパッチ居留地
アリゾナ州フォート・アパッチ居留地
ミネソタ州レッドレイク居留地
ミネソタ州レッドレイク居留地

これらの先住民居留地は全米に280もあるそうです。

音楽が写真の持つ素晴らしさに溶け込み、一層の魅力をかもしだしてくれていますね。
BensoundのBenjamin TISSOTさんの『BETTER DAYS』という曲を使わせていただきました。
ツイッターはこちら

2016年4月2日土曜日

やっぱり日本人は桜をこよなく愛す。 Japanese love cherry blossoms after all.

SAKURA 2016 (2a)

SAKURA 2016 (2b)
ようやく染井吉野(ソメイヨシノ)が咲きました。
以前の大寒桜(オオカンザクラ)を投稿してから約1週間。(⇒その動画を見る)
何度か撮影しようと見に行ったものの、まだまだ撮影には及ばない状態が続き、花はまだ5分咲きくらいでしたが、ようやくなんとか形になりました。
ひらひらと風に舞う花びらなどが撮れたら、風光明媚なんですけどねぇ。
少し風はあったんですが、花が開いていないので、そう都合よくはいきませんでした。
お花見ができないとお嘆きのアナタも、5分程度なら手を休めてしばし浮世のことを忘れませんか?

(2a)は動画を合わせたもの、(2b)は写真ヴァージョンです。

品種名はご存じなくても、桜といえばコレでしょう。
Wikipediaによれば、

ソメイヨシノ(染井吉野、学名: Cerasus × yedoensis (Matsum.) A.V.Vassil. ‘Somei-yoshino’)とはそれぞれ日本原産種のエドヒガン系の桜とオオシマザクラの交配で生まれた日本産の園芸品種である。ソメイヨシノはほぼ全てクローンである。

日本では明治の中頃より、サクラの中で圧倒的に多く植えられた品種であり、今日では、メディアなどで「桜が開花した」というときの「桜」はソメイヨシノ(の中の、気象台が定めるなどした特定の株)を意味するなど、現代の観賞用のサクラの代表種である。

江戸末期から明治初期に、江戸の染井村に集落を作っていた造園師や植木職人達によって育成された。初めサクラの名所として古来名高く西行法師の和歌にもたびたび詠まれた大和の吉野山(奈良県山岳部)にちなんで「吉野」「吉野桜」として売られ、広まったが、藤野寄命による上野公園のサクラの調査によってヤマザクラとは異なる種の桜であることが分かり(1900年)、この名称では吉野山に多いヤマザクラと混同される恐れがあるため、「日本園芸雑誌」において染井村の名を取り「染井吉野」と命名したという。翌年、松村任三が学名をつけた。

と、あります。

音楽はクラシックの名曲、J.S.バッハの『G線上のアリア』ですが、現代風にアレンジされたものです。
AC WORKS.CO.,LTD.さんからいただきました。
どちらも同じ曲ですが、アレンジがちょっと違うんです、実は。
クラシックファンでなくても一度や二度は誰でも耳にしたことがあると思います。

でもタイトルの“G線”って何?というかたもいらっしゃるでしょうね。
もともとヴァイオリン独奏のための曲で、そのヴァイオリンには弦が4本あり、そのうちの最低音の弦=G線のみで演奏できるんです。
でもバッハはそれを意図したわけではなく、編曲されてそうなったそうですよ。
まぁ、様々な楽器で演奏されていますから、知らなくても当然といえば当然かもしれません。

で、“アリア”はというと、本来オペラなどでソロで歌われるメロディーのはっきりした歌曲なんですが、ここでは「美しい旋律のゆっくりとした舞曲」として扱われているようです。

2016年3月29日火曜日

海中の宝石 jewels in the sea

癒しになるかどうか疑問ですが、写真自体は綺麗なので動画にしてみました。
NATIONAL GEOGRAPHIC 日本版のPC用壁紙です。
2008年8月号の特集『地球にひとつの生命 海の小さな人気者 ウミウシ』からウミウシです。
写真家の名前などを切り取らないようにするため、まったく加工していません。
16:9にすればもっと大きくできたんですが。

まるでガラス細工かプラスチック製の置物ですね。

わたしはまったくといっていいほど、この生物についての知識がないので、wikipedia先生に解説をお願いしましょう。

ウミウシ(海牛)とは後鰓類中で、貝殻が縮小、体内に埋没、消失などした種の総称。
後鰓類(こうさいるい Opisthobranchia《ラテン語の opistho (後ろの) brankhia (鰓)》)は、軟体動物門腹足綱(巻貝の仲間)に属し、以前は後鰓亜綱とされていた。近年は、希に後鰓目とすることがあるが、正式な分類群としては認めないことが多い。後鰓目を置く場合、以前の目は繰り下がって亜目となる。このような不統一があるため、以下では原則として、分類群は単に類とする。主に浅い海の海底に生息し、世界中に分布している。体長は数mmから20-30cm程度まで。形態は種によって変異に富み、色も青、赤、緑、黄色、ピンクなど、鮮やかな原色系の体色を持つものから地味なものまで様々である。種によって触角は2対から1対で分岐するものや全く欠くものもいる。基本的には貝殻を持たないが、痕跡的な貝殻を持つものもいる。なお、「海牛」と漢字で書かれた場合は「かいぎゅう」と読み、ジュゴンやマナティーなど海牛目の海棲哺乳類を指すのが通常である。通常食用には適さない。
なるほど、そうですか。
貝の仲間だけど、殻がないかめだたないものということですね。
勉強になります。

曲はDOVA-SYNDROMEさんのピアノ曲です。
以前も使わせていただきました。

2016年3月25日金曜日

Serenade - the Nampey

満天の星の下で under the starful sky

これで6作目になる、異色?の音楽ユニットthe Nampeyさんとの(勝手に)コラボ動画はひとまずこれが最後です。
来月2日(この記事を書いているのは2016年3月25日です)にライブを催されるそうなので、その前に予習・復習をしていただこうと思って作りました。
⇒ライブの詳細はコチラ

cocolo supplie ココロさぷり作成の動画とthe Nampeyさんの(過去の)ライブ映像をまとめたYouTubeのプレイリストもあります。

一曲ずつ楽しみたいという方はプレイリストの自動再生をオフにしてください。

曲のタイトルは『Serenade』、昨今はそのままカタカナ表記にすることも多いですが、日本語では「夜想曲」や「小夜曲」と謂われます。
夜が更けてから想いを歌に乗せて伝えるというロマンティックな風習によるものですね。
以下はおなじみWikipediaさんからの引用です。

夜=星空ということで、かなり安直ですが、星空の写真を多用しております。
ただこの写真、PCの壁紙としていろいろなところからダウンロードしたので、写真家さんや撮影場所など詳細は一切不明です。
すみません。

キレイに仕上がったとは思いますが、曲調や写真から、なんとなくディズニーアニメ『ピノキオ』で有名な『星に願いを』を想起してしまうのはわたしだけでしょうか。

2016年3月24日木曜日

日本の春といえば「桜」 Spring in Japan equals "cherry blossoms"!

今年も桜の季節になりましたね。
一般的な染井吉野(ソメイヨシノ)より早く咲く大寒桜 (オオカンザクラ)が風に揺れる様子です。
写真と動画はcocolo supplie ココロさぷりのオリジナルですが、音楽は伝統曲『さくらさくら』をアレンジ(by音楽研究所さん)したものを使用させていただきました。

この品種は大島桜(オオシマザクラ)と寒緋桜(カンヒザクラ)との交雑種で、一重咲きで色は淡紅色。
埼玉県川口市安行の田中一郎邸にあったカンザクラの一種で、「安行寒桜(アンギョウカンザクラ)」「安行寒緋(アンギョウカンピ)」とも呼ばれるそうです。

学名はPrunus lannesiana cv. angyokanpi、Prunus(属名)は古代ラテン語でスモモ+lannesiana(種名)は命名者である園芸家のLannes氏を表しています。
cv.はcultivarの略で園芸品種・栽培品種のことだそうです。
「Lannesさんが名づけたスモモをもとに改良したけど、まだ正式名は無いよ(だから仮にアンギョウカンピとしておく)」ってことのようです。

花自体赤味を帯びているのが特徴のひとつですが、カメラの特性により、さらに赤く見えています。
「桜色」という色名がぴったりですね。
先ほど薄紅色という表現を使いましたが、どちらも平たくいえば“ピンク”。
女性に人気の色ですね。
さてこのピンク、体や心にどんな影響があるのでしょうか。

心理効果としては、
 ・幸せな気持ち、優しい気持ちになる
 ・心も体も若くなる
 ・愛らしく見える
 ・安らぎに満ち足りた気分になる
 ・愛情を求めるようになる
 ・緊張をやわらげる
などが挙げられます。

肉体効果には、
 ・女性ホルモンの分泌を助ける
 ・血行をよくする
 ・肌の潤いを保つ
 ・脳に刺激を与える
 ・交感神経を刺激して脳に血液を送る
 ・疲労を和らげる
 ・痛みを軽減させる
 ・老化予防・アンチエイジング
だそうです。

女性に好まれるのも納得ですね。
女性的なイメージが先行してしまいますが、効果は男性にも有効ですよ。
ファッションやインテリアなどに大胆に取り入れるのが難しいと思う場合は、アクセントカラーとして取り入れればいいと思います。

色彩心理学的にはピンクはマイナスの面が少ないというのが特徴で、平和主義や幸せを象徴する色で、基本的に幸福感を与えるように作用しているそうです。
また、癒しの色、恋愛の色と扱われることも多く、争いごとを回避させてくれる効果もあるようで、アメリカでは刑務所ではピンクを用いることで再犯率が低下した例も報告されています。

すごいですね、ピンク。

2016年3月23日水曜日

夢は叶う!

【日本語版】「空を飛びたい!!」夢を叶えたペンギン

【英語版】I WANT TO FLY!! - a penguin who made his dream come true

今回は初の2ヶ国語対応動画です。

ペンギンは進化の過程で、空よりも水中を“飛ぶ”ことを選びましたが、実は空を飛びたかったんじゃないでしょうか。

偶然ですが、空飛ぶペンギンを見つけました。
最初は何かよくわからなかったのですが、実は凧でした。
動画の中ほどでチラッと映していますが、このペンギンの上にもう一つ別の凧があり、それがペンギンを飛ばしていたんですね。
音楽は以前も使わせていただいたDOVA-SYNDROMEさん。
(その動画はコチラ) (コレも)

ペンギンが飛ぶシーンの動画の撮影はcocolo supplie ココロさぷりですが、他の静止画はラブフリーフォトさんのものを使用させていただきました。

【動画中に挿入した名言】
夢をかなえる秘訣は、4つの「C」に集約される。それは、「Curiosity – 好奇心」「Confidence – 自信」「Courage – 勇気」そして「Constancy – 継続」である。
The special secret of making dreams come true can be summarized in four C’s. They are Curiosity, Confidence, Courage, and Constancy.
ウォルト・ディズニー Walt Disney(アメリカのエンターテイナー・実業家)

この言葉を残したディズニーの名前を知らない人はおそらくいないと思いますが、概略を博識のWikipediaさんに説明してもらいましょう。
 

以前、動画を作るにあたって影響を受けたとお話した『ファンタジア』を世に送り出した人ですね。
今でこそ世界中で知らない人はいないほどの成功を収めた彼ですが、漫画家になりたかった当時は誰もその才能を認めなかったそうです。
それでも諦めずに夢を持ち続けた結果が、これほどの成功につながったのでしょうね。

皆さんもぜひ心に刻み込んでいただきたい言葉です。
夢は思い描いたとおりになることもあれば、形を変えて叶うこともある、そんなことをお伝えできればと思って撮影しました。

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